昔は、男性が稼いで女性は家を守ることが一般的でした。

しかし、結婚していてもいつか離婚する可能性はありますし、夫の稼ぎが減る可能性も十分あり得ます。
また、女性も男性と対等にお金を稼いでいると、家庭内のパワーバランスが男性に偏りません。経済的に自立しているため、自分の好きなことにお金を使えるのもメリットです。

そこで女性が自立してお金を稼ぐには、誰でもできる仕事より専門職で働くことをおすすめします。
たとえば、プログラマーやエンジニアなどIT技術が求められる仕事、医師や看護師など国家試験に合格しなければならない仕事が挙げられるでしょう。手に職をつけて経験を積んでいくことで、経済的に自立した女性になることが可能です。
産休や育休で仕事を休んでいる間に勉強するのも悪くありませんが、自由に働ける間にスキルを身につけておくと自立しやすくなります。

家族がいる人は、テレワークができる仕事が良いでしょう。
小さい子どもや介護する親などがいる状態で外に出て働くのは大変です。IT系の仕事をはじめ翻訳などの仕事は在宅でも行えるので、家事や家庭と両立しながらでも自立を目指せます。

中には完全在宅ではなく仕事に慣れるまでは出社が必要で、ある程度慣れた時点で在宅ワークに移行できる企業もあるのが実態です。
子どもがいる場合は保育園や一時的に預かってくれる施設を探し、介護する人がいる場合はデイサービスの利用を検討してみるのも一つでしょう。